秋の鍼灸院的養生

仙台市青葉区立町にある女性専門の鍼灸院・マッサージ院、愈鍼アネックスの小泉です。

今年の仙台の夏は、暑い日涼しい日が繰り返して、ここ数日は日が暮れると涼しい風が吹くようになりました。お盆も過ぎてこのまま涼しくなってくれるといいなぁと思う暑いのが苦手な院長です(^^)

近年は仙台でも9月に入ってからも暑い日が多いので、まだまだ秋らしさを感じることは少ないかもしれませんが、立秋を過ぎると暦の上では秋と言われています。

秋は五行でいうと『金』に分類され、人のからだでいうと『肺』になります。(東洋医学は解剖学等が発達する以前の学問ですので『肺』という概念のものにあたります。)

この肺がしっかりしていれば、風邪をひいたりぜんそくになりにくいと言われています。

逆に肺が弱っていると抵抗力の弱い状態となり、気温の下がって寒さにあたると風邪をひきやすくなります。

秋の風邪は夏に身体を冷やし過ぎていると、外気の気温低下にからだが対応できないことで起こります。

このような風邪の対処法は、胃腸を立て直すことです。夏に冷たいものの摂りすぎで胃腸が弱ってしまうことで治りにくい風邪となります。

温かい消化の良いものを摂るようにして胃腸の調子を立て直すのが対処法の第一歩です。

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