冬の東洋医学的養生

冬の東洋医学的養生

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仙台市青葉区立町にある女性専門の鍼灸マッサージ院、愈鍼アネックスの小泉です。

仙台は12月に入ってから既に雪が降ること数回。。。

あれ?こんなに早く降ったかな?

仙台は東北の中でも雪の少ないの地域で、12月はほぼ降らないと認識していたのでタイヤ交換をしておらず少々焦りました(^^;

例年だと東北の方には馴染みがある冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)の交換も11月中旬くらいの予約で間に合うはずが、今年は予約が取れず、ようやく交換してもらえて一安心です。

2021年も残すところ数週間となりました。

今年は3月末に愈鍼アネックスを開業して、いつも以上にあっという間に時間が過ぎていった気がします。

開業してまだ9ヶ月ではありますが、ここまで施術をさせていただけたのも来院される皆様と家族や周りの方々の支えがあったからだと思います。

この場を借りてお礼を申し上げます。

さて、前置きが長くなりましたが、今回は年末年始の体調管理も含めた東洋医学的な養生(セルフケア)のお話です。

冬は立冬から立春までを指しますが、11月から3月くらいまでを冬と考えます。

東洋医学的に冬は身体を休める時期。

果実の実る木を人に例えてみると、春に花を咲かせ、夏に実が育ち、秋にその実が大きくなり収穫を迎える。冬は寒さの中春に花を咲かせるためにじっとしています。

つまり春になって芽を出すために、パワーを蓄える時期が冬なのです。自然の摂理に従えば、冬は動植物は活動を停止し、耐えて春を待つ季節。夏のように活発に過ごしてしまうと、蓄えておくべき力を放出してしまい、寒さに熱を奪われて力を消耗してしまいます。

人間には冬にしかできないスポーツがあったりしますが、養生の観点ではしっかりと身体を休めるのが大切です。

さらに、冬は五臓の中で生命力をつかさどる「腎」の働きが弱くなりやすい季節でもあります。「腎」は、発育・生殖・老化をつかさどるほか、体の水分調節と、熱を生み出す根源であり、生命力の源と考えられているので、「腎」をいたわることは、免疫機能を維持することに繫がります。これからの季節、ウイルス感染を防ぐためにも腎の養生を心掛けることが重要です。

では、冬の養生法にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは3つの養生法をご紹介します。

① 心穏やかに、早寝遅起しましょう
冬は、できるだけ感情の起伏を少なくし、静かに、楽観的に過ごしましょう。ゆっくりになった日の出とともに働き、日が沈んだら休むのが理想です。

② 身体を温める食物や、「腎」を補う黒い食べ物を積極的に食べましょう
冬は、生ものや冷たい飲み物などは避け、身体を内側から温める食材や、「腎」の働きを助けて、免疫機能を高めてくれる食材を取り入れるのがおすすめです。代表的な食材をご紹介しますと、五臓で冬に当てられた色は黒。黒い食物は「腎」を補うと言われていますので、献立に積極的に採り入れると良いです。

③ 外から来るストレス「寒邪」に気を付けましょう
「寒邪」が身体に侵入し冷えると、風邪をひいたり、手足や関節を冷やしてしまい、痛みを発してしまうことがあります。冷えから体を守るためにも、大きな血管が集まっている身体の中心部である、おなかや腰、おしりを温めましょう。手足の先が冷える場合も、まずは身体の中心部を温めるのが効果的です。

もっと積極的にセルフケアを取り入れたい方におすすめなのが、お灸です。

こちらの画像のお灸は『台座灸』と言われるもので、ドラッグストアなどでも購入することができます。

購入の際は火力の一番弱いもの(箱にソフト、弱と明記してあります。)から始めるといいと思います。

特に女性の方におすすめのツボが「三陰交」です。

内側のくるぶしの一番高いところから、指4本分、上に上がったところの、骨と筋肉の境い目です。

骨盤の中、つまり子宮の血行をよくすることから、女性の疾患によく効くツボとして知られ、冷えやむくみに効果的なツボでもあり、女性ならではの生理不順や生理痛、PMSや更年期障害が改善するだけでなく、不妊、月経障害など婦人科疾患や、消化器系、便秘などにも効果があり範囲が広いのが三陰交の特徴です。

できれば毎日、特に生理2週間前に両足ひとつずつ据えると少しずつ効果が出てくると思います。

冬の養生をすると、体自体が自然と春に活動できるように準備を始めてくれます。

花粉症などの症状も軽くなっているかもしれませんよ^^