仙台市青葉区立町にある女性専門の鍼灸マッサージ院、愈鍼アネックス小泉です。
3月も半ばにさしかかり、暖かいと思う日が増えてきましたね。
治療院の近くに西公園があるのですが、これからのシーズン桜が楽しみな院長です。
以前の職場も西公園に近くて、通勤で通りかかると四季の移り変わりと広瀬川からの心地よい風がとても気持ちよかったのを思い出します。
自然も移り変わりますが、人間の身体も冬仕様から春仕様に移り変わるというのが東洋医学的な考え方。
季節の変わる時期に自律神経のバランスが崩れやすいと言われています。
冷え、頭痛、めまい、肩こり、腰痛、胃腸の不調など、症状は多岐にわたりますし、複数同時に出る方も。
では、なぜ体調を崩す方とそうでない方がいるのか。
自律神経を乱しやすい方は、頑張り屋さんで機転が利いて優しくて素敵な方が多いんです。
「いや、そんなことないし。。。」
と思った方、そんなことあるんですよ。
ご自分で気づいてないから、知らず知らずに疲れが積み重なって身体のバランスが崩れて頭痛や肩こりなどなどの症状として出てしまってるんです。。。身体からのSOSのサイン。東洋医学的な言葉だと『未病(病気になる前の段階)』とか言われます。
身体がなんらかの症状を出して「もうこの辺でどうにかしないと病気になっちゃう!」と気づかせてくれる。
症状が出て、鍼灸院にいらっしゃる頃は疲労MAXで、元々体に備わっている自然治癒力がうまく働かない状態になってしまっていて、なかなか自力では健康な状態に戻れなくなっていることが多いです。
本来、人間の身体は休息(睡眠も含まれます)と栄養(食事)、排泄がうまくできていれば健康であると言われています。
快眠・快食・快便とはよく言ったものだなぁと思います。
鍼灸はその3つの働きを経絡やツボを使って本来あるべき状態に戻していきます。
もちろん、コリや痛みのある部分にも施術はしますが、愈鍼アネックスでおこなっている経絡治療は、ツボに対するアプローチをとても大切にしています。こじれた未病は健康な状態に戻るまで時間がかかることも少なくありませんが、それができるのが東洋医学や鍼灸だと思っています。ちなみに健康な人にツボ(反応点)は出ないと言われています^^人の身体って本当に不思議。だから勉強がやめられないんですよね^^