腰痛

腰痛

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愈鍼アネックス、小泉です。

今回は腰痛の東洋医学的な見方のお話です。

「腰は腎の府であるからすべての腰痛は腎に属すること、腹部の脾胃に属すると同義である。腰は身の大関節である。腰痛を発するに種々あり。腎液不足骨髄乾燥するもの、肝血虚して腰筋栄するを能わざるもの、下焦命門の陽気虚するもの等である。」(解説・鍼灸重宝記/本郷正豊)

この文章は腰痛に深い関連のある臓腑は腎であると記されています。

この腎は人体にある腎臓という意味とは少し違って、東洋医学独特の「腎」という概念のものが腰痛に関連することが多いと言っています。

不足、虚す、陽気が虚すetc…。

詳しい説明は避けますが、何かが足りないと腰が痛くなると古典では言っています。

経絡治療の場合、足りなくなる要因は精気と言って活動できるエネルギーが減っていること。

もともと腰痛のある方で普段はそんなに辛さはないものの、身体が疲れてくると腰が痛くなるといった感じです。

その場合、腎を補うことで腰が痛くなりにくい身体していくというのが経絡治療的な腰痛施術です。

ツボは手足を使うことが多いです。腰の痛い部分へも鍼灸を行います。

西洋医学的なお話をすると腰痛はその原因として、①椎間板、②脊柱の構築上の異常、③加齢、④軟部組織、⑤炎症、⑥外傷、⑦腫瘍、⑧その他などが挙げられます。

急性腰痛(急になるぎっくり腰が代表)は上記の原因が一つ、あるいは複数が関連していますが、慢性腰痛(痛み始めて3ヶ月以上経つ腰痛)は、単独の原因は殆ど無く、複数の要因が関係するものが多いと考えております。

愈鍼アネックスの鍼灸治療は、患者様の腰痛の原因は何かを的確に把握し、急性痛と慢性痛を分けて治療していきます。

院長の鍼灸治療は、急性腰痛の場合、原因が内臓疾患や骨折など重篤なものを除けば、1~3回の治療で劇的に改善することが多いです。

慢性の腰痛の場合、痛みの程度が低くても直後効果がすぐ出ても、また痛み始めることもあり、治療回数が少し多くなる傾向になりますが、完治を目指して治療していきます。

急性痛の場合は、全く動けなかった腰痛が、1回の治療後に殆ど痛み無く動けるようになることも多々あります。

また坐骨神経痛を代表とする下肢痛も、鍼灸治療は効果を発揮します。