仙台市青葉区立町、せんだいメディアテーク徒歩1分にある女性のための鍼灸院、愈鍼アネックス小泉です。
桜大好きな院長は、毎回のブログで桜のことを書きたくなってしまいます(^^;
ある日の会話で、「仙台の桜もそろそろ散りそうですね〜」なんて話をしたら、「桜はね、散り際もキレイなんだよ」と。ふむ。その視点ありませんでした。私の中で桜を楽しむ時間が延びたのは言うまでもありません^^
そんな春を迎えた仙台ですが、この頃から腰痛の患者さんが多くなる時期なんです。
なぜか?
腰と東洋医学的な「腎」というところが深い関係があり、腎が弱ってくると腰痛が起こりやすくなると言われています。
もう一つ「肝血虚して腰筋栄するを能わざるもの」。
東洋医学的な「肝」というところの「血」が虚して腰の筋肉が痛みなくスムーズに動ける状態にない。筋肉がひきつる感じのイメージです。と東洋医学的五行の「肝」は春の配当。下の図には「足が引きつる」と書いてありますが、私の印象では足には限らず、腰も関連があるような気がします。
いずれにしても冬から春にかけては腰には気をつけていたほうがよさそうです。女性の方は特に冷やさないのはもちろん、春になって腰痛になる方は冬の養生も大切になってきます。
愈鍼アネックスの腰痛施術は、経絡鍼灸施術という経絡のバランスをとる施術をおこなって東洋医学的に身体のバランスをとり、腰痛になりにくい身体にしていきます。
その後、痛みやしびれの出ている筋肉にも必要があればトリガーポイント等の鍼灸施術を行っていきます。
腰痛と言っても、腰以外に痛みの原因があることが少なくないです。「トリガーポイント=痛みの引き金」のある部分に鍼灸施術をすることで、早めに痛みが落ち着いてきます。
痛みが3ヶ月以上続いていたり、しびれが出ている、脊柱管狭窄症と病院で言われたりしている方は一度の鍼灸施術で痛みが全部取れるかというとそうではありません。痛みが落ち着いたとしても残念ながら一日二日ほど痛みがない状態を保っていられれば良い方。また痛みが戻ってきてしまうことが多いです。その原因は日常の姿勢も関係ありますし、身体は鍼灸施術をする直前にあった状態、つまり痛みのあった状態に戻ろうとするのです。ですので、当院では鍼灸施術を始めて1ヶ月ほどは週に2回の施術をお勧めしています。鍼灸施術を開始した最初が本当に肝心です。
風邪をひいて長引いてしまったことのある方は少なくないかもしれません。風邪もひき始めは「たかが風邪」と身体を温めたり、早く休息したりもせずにいるとほんのちょっとの疲れが加わったことで治りづらくなってしまいますよね。「しまった・・・」という経験はおありではありませんか?腰痛にも同じことが言えます。しっかり腰痛の根源を取り去り、経絡のバランスを取っていれば、ひどい腰痛にはなりにくくなります。当院では鍼が苦手という方にはマッサージでの対応もしておりますので、ぜひ一度ご相談ください。